題名 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅  お勧め度  ★★☆☆☆

 
魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、魔法動物の調査と保護のためニューヨークを訪問する。ある日、彼の魔法のトランクが人間のものと取り違えられ、魔法動物たちが人間の世界に逃亡してしまう。街中がパニックに陥る中、ニュートはティナ(キャサリン・ウォーターストン)らと共に追跡を開始するが……。

 これは、面白い。面白いのですが…

 これは原作が無い映画みたいなんですが、正直イマイチだと思います。(じゃあ上の面白いはなんなの?ってなりますが…)

 色々なモンスターが出てきて、とてもファンタステックな感じかと思いきや、話はとてもダークです。しかもとても薄っぺらいです。話を暗くするならもう少し人間関係を深く、可愛い感じで行くならストーリーを軽く分かりやすくして欲しかったと思います。

 映像は綺麗でアイデアも面白かったのですが、全てが中途半端な感じが否めない作品でした。





 題名  君の名は。       お勧め度  ★★★★☆

 
1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。

 これは、素晴らしい作品でした。日本人監督らしい繊細なお話で、冒頭からの話の流れ等は、正直、ありふれた感じなのですが、どんどん話に引き寄せられて行きました。最後は、こっちからドンドン行く感じで、ただただ素晴らしいです。

 誤解を招くようでちょっと怖いのですが、こんな繊細は話は、日本でないとヒットしないのではないかと思うほど、繊細で綺麗なお話です。(海外でも公開するだろうけど、興行収益に注目したいです。おそらくジブリ映画よりもわかりにくいかとおもわれます)なんか、大味の映画の多い昨今、しっとりと懐石料理を頂いた感じと言いますか…

 予備知識無しで、十分楽しめる作品なのですが、もし、お時間的に余裕がお有りになるなら、同監督作品の「言の葉の庭」をご覧になってから見に行っていただきたいです。きっと楽しんでいただけるかと思います。





 題名  超高速!参勤交代リターンズ       お勧め度  ★★☆☆☆

 
江戸時代、幕府から5日以内の「参勤」という無茶な難題を、知恵と工夫で何とか果たした湯長谷藩。藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)率いる一行は帰途に就く「交代」の道中、湯長谷で一揆が起きたという知らせに仰天する。彼らに敗北した老中・松平信祝(陣内孝則)の逆襲によるもので、一揆を鎮めるため大急ぎで帰郷した政醇たちだったが、城は奪われており……。

 
見ました。

 率直な感想としましては「レンタルで十分だな」っていう感じです。前作はとても面白かったのですが、今回は「前作ありき感」が強すぎるような気がします。なので前作を見てない方にはオススメ出来ません。
 前作の熱烈なファンであれば、十分楽しめるかと思います。ライトな感じのストーリー展開とアチラコチラに散りばめられた「クスッ」っとくる感じは、前作の感じで楽しめます。

 個性派で小気味の良い役者さんばかり、豪華に出演しているので楽しくは鑑賞できると思います。




 題名  シン・ゴジラ       お勧め度  ★★★★☆

 
東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。

 
「どうやらシン・ゴジラは面白いらしい…」そんなネットのニュースを広いいそいそと映画館に行ってきました。僕の感想としては「面白い!」です。ただ、ちょっと癖があるので、好き嫌いは分かれてしまうかもです。ヱヴァンゲリヲンがお好きな方なら、イケルかと思われます。(監督がね。)
 やはりアレですかね。ゴジラの考え方が外国の方と根本的に違うんですかね。最近の過去2作はゴジラは「未確認生物」なのですが、今回のゴジラは「人知を超えた生物」なんです。「荒ぶる神様」と捉えれる様な気もします。そして、そのゴジラに右往左往する日本政府もリアルな感じがして、とても良かったと思います。

 出来れば、映画館で見た方が、より良さが伝わる作品かと思います。




 




























 










 
   
     
     






               







 

           
             




 
 

 
 





 



 

 

 
                 
       


 


 



 
 


 
               



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